2011.05.04 (Wed)

国道204号線です。
この国道は、長崎県佐世保市から九州北部を通じて
佐賀県唐津市に至る(旧)二級国道です。
以下、基本情報をば。相変わらず情報が長崎びいきなのは気にしない。
・・・
【総延長】157.0km
【始点】佐賀県唐津市瀬田原交差点
【終点】長崎県佐世保市八幡歩道橋
【主な経由地】
(長崎県)→北松浦郡佐々町、佐世保市(旧吉井町、江迎町)、平戸市(旧田平町)、松浦市
(佐賀県)→伊万里市、唐津市、東松浦郡玄海町、唐津市
・・・
このレポを書いてて思ったことが一つ。
今まで35号線と206号線、そして後ほど出るはずの498号線。
そして今回の204号線。
これらの国道の終点部分が、すべて『佐世保市八幡歩道橋』なんです。
ここは佐世保市役所の目の前になるんですが、
重要都市の役所前と言うのは、やはり目印にしやすいから?目的地にしやすいから?
とか、しみじみ思いました。
因みに、長崎市における上記のような交差点は、『長崎市県庁前交差点』です。
この交差点は、34号線、202号線、206号線、324号線の終点になります。
・・・
さてこの国道、見所と言えば・・・
『遠回りだ!!』
ってことじゃないかと思います。

まずは上の地図を見てください。
佐世保から唐津方面に行くなら、498号線経由の202号線が近いかと思います。
(青線が498号線、緑線が202号線、赤線が204号線)
伊万里方面なら498号線だけで行くのが圧倒的に近いでしょう。
(現在は498号線の一部が崩落のため通行止になってるが迂回路もあり、結局こっちが早い。)
では何のための国道なのか?
それは、沿線にある町のためでしょう。
長崎県北地域と、佐賀県北地域における動脈になっている国道なんです。
沿線には(長崎県側には)平戸市や松浦市があり、これらの地域から
都市部へつながる幹線道路は、基本的に204号線だけです。
なので、渋滞は各地で起きてしまいますがしかし、それだけみんなが使う国道なんです。
つまり、地域生活に密着している国道であると言えます。
そして、そのための遠回りだと。
んでこの国道、ツーリング的に何がいいのかというと、
『色んな町を通過できること』、さらに『それらの町が特色豊か』だと言うことです
特に・・・なんて挙げずとも、通過できるほぼ全ての町が面白いと思います。
平戸・松浦はいうに及ばず、伊万里、そこから唐津を経由して玄海。
長崎県側は古い歴史を、玄海では原子力発電所等の最新技術を、と言う具合に。
(若干タイムリーなネタではありまずが・・・原発の仕組みを知るには絶好の場所だと思います。)
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自分の住まいが長崎市なので、なかなか行く機会はないですが、
今でも面白い国道だったと思い出せる国道です。
次行くときは・・・唐津のいかしゅうまい食べてみようノシ
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