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島で送るヲタバー店主の日々

旧「島で送る(酒と)ヲタとバイク+ランな日々」です。気が付きゃ店主になってましたw

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アニメ『ばらかもん』感想 後半

2014.10.05 (Sun)
10月4日(土)、長崎県でばらかもんアニメ最終回が放映されました。
いや~、ホント面白かったですね。その内容の後半を以下に書いていきます。
前回で6話分まで書きましたので、今回は残りの分をば。

※結構ネタばれがありますので、未視聴の方でネタばれを気になさる方はご注意を。
・・・

7話「ひさんいを」(原作23話、24話)
後半戦はまぁ大体原作の話数どおりに進んでいきます。所によって変わりますが・・・

「ひさんいを」の話は原作でもかなり印象強い話でした。どれが、といわれると、
正直全部、と答えてしまうぐらいに面白い話です。
実際に作品内で行う釣りは、(ヒロシを除いて)「サビキ」という仕掛けでやるんですが、
これで狙えるのは主にアジで、これは「ひさんいを」ではないんです、が、アジ自体は
とても美味いので、五島では(も?)メジャーな釣りのひとつです。
一方、ヒロシが狙う「ひさんいを」は「(石)鯛」のことです。が、これを狙うのは・・・
当然一筋縄では行きません。それを、あんな針で、しかも逃がし方が・・・!!!
もう、原作でも爆笑し、アニメでも腹抱えましたwwばらかもん屈指の名シーンですね!

因みに、自分は「ひさんいを」という五島弁を、地元人にも拘らずばらかもんを読んで
初めて知りました。五島在住の人でも、住んでる地域によって若干方言に違いがあり、
元々ローカルな言葉がさらにローカルに分類されてるのが面白いですよね。
もうひとつ。次話の「オンデ」。これも地域の方言です。念仏踊りは福江島では広く
踊られている割りに地域ごとで名前が違うんですが、自分の地域では「チャンココ」と
呼んでいます。


8話「オンデ」(原作42話、30話の一部、36話)
なるの誕生日会と、墓参りについてのお話。30話の一部は、「鍵」についての挿入のみ。
(その話はアニメ9話への伏線になってます。)

なるの誕生日会のためにプレゼントを用意しようと半田先生が思いついたのが昆虫採集。
で、そこで出くわす七ツ岳分校の子ども達。彼らと同目線(?)で張り合いながら虫取りを
するんですが、先生の大人気ないこと・・・しかも、採れた虫を我が手で圧殺するとか・・・
まぁ色々ありますが、そういう先生だから子ども達と遊べるのかもですね。

もうひとつが墓参りですが、五島(というか長崎県)では盆の墓参りで花火をするってのは
何の疑問も持ってませんでした。少なくとも子どもの時は。それが島外に出ると・・・
という、五島の大人あるあるの話でした。本当に、よそでは花火しないみたいなんです。
この辺のカルチャーショックは、五島人ならきっとみんな経験しますよね~、たぶんw

で、この話の虫捕り時にいる子ども、原作では名無しが2人いるんですが、その子らに
アニメで名前が付いたようです!エンドロールで見たら「ダイスケ」と「ユタカ」でした。
ただ、どっちがどっちは分からなかったので、その辺も機があれば探してみます。


9話「おけがまくっちした」(原作39話、38話、41話)
風呂が壊れたので薪探して風呂沸かしたり、隣村の子と争ったり、崖から落ちて怪我する話。
で、落ちた先に「鍵」。ここで、前話の伏線を回収します。

ガス式風呂が壊れて薪風呂に挑戦する流れで「びゃら(細い枯れ枝)」を拾いに行くんですが、
この「びゃら」。アニメでは出ない言葉なのでアレですが、原作で久しぶりに聞いてすんごい
懐かしかったですね。もう今の時代で「びゃら」って言って通じるのは50代後半~の人たち
ぐらいじゃないかな?あとは介護系で働いてる人(方言を日常的に使ってる人)たちですかね?
通じるなら自分も五島弁で話したいけどなぁ・・・と、ふと思ったシーンでした。

隣村の子ども達とやりあうシーンがあるんですが、そこでの子ども達のセリフが全部五島弁に
なってるんですよね!原作では大体標準語のセリフだったんですが、それが軒並み五島弁で。
いやホント、製作側と役者さん達のやる気が凄い!またこれがなかなか違和感無い感じで○。
方言指導の方々(田中奨伍さん、古木さん)が「ぎばって(頑張って)」指導してるんですよね~。
その努力はしっかり報われていると思います。


10話「だっちいこで」(43話、44話)
ぼちぼち半田先生が東京に帰るフラグが立ち始めたり、祭りに行く話あたりです。

石垣を積む手伝いと、神社の寄付者の書かれた板の書き直しをする話なんですが、
ここでなるの爺ちゃん等の登場です。他にも登場する年配者がいますが、皆さんの
五島弁がマジで凄まじく、相変わらずの演技力を堪能できました。ホントすげぇw

もうひとつが祭りの話ですが、ここで、作品の舞台が「とんめ」ということが分かります。
「とんめ」=「富江」。これは方言というか訛りですね。因みに福江島の他の地名も結構
訛りで呼ばれるところがあります。「さっきゃま(崎山)」とか「たまんな(玉之浦)」とかです。
で、祭りの流れはまんま原作どおりですが、ここで再登場する育ちゃんのキャラデザが・・・
2話感想時に書きましたが、育ちゃんのキャラデザだけは完璧に失敗してると思うので、
2期やるなら要改善!!!これは必須です!!!


11話「東京にいます」(原作46話、47話、48話)
東京に帰った先生。かつて殴った館長に謝罪をしたり書展の作品をダメにする話あたり。

原作でもこの辺のくだりは思わず吹いてしまいましたが、アニメでも同様でしたね~w
そしてここの話は、先生が年配者に対する気遣いが出来るようになった、というシーンも
あるんですが、その為のフラグがアニメ内では立ってなかった(厳密には極薄く立ってた?)
感じなので、ちょっと勿体無かったかな?ま、話の大筋は変わらないのでいいんですがw

で、カットされてたのが五島から先生を迎えに行こうとする子ども達のやり取り(原作45話)
この辺は結構好きなとこだったけどなぁ・・・もし全13話だったら入れれたくだりのはず・・・

そして、書展用の作品をダメにした後、改めて出店用の作品を創作に入っていくんですが、
この辺で先生の両親登場。彼らのキャラデザは問題なかったですが、お母さんが原作より
キャラ濃い目になってる気が・・・?個人的に。もしも2期やるなら、この辺は意識して濃い目
なのかも?とか邪推してしまいましたw
で、完成した作品は『石垣』。次話でお披露目ですが、めっちゃ楽しみでした。では次話へ~。


12話『かえってきてうりしか』(原作51話、50話、52話)
最終話。
書展用の作品も出来て出品し、五島に行くのをお母さんが反対し、でも結局五島に行く話。

12話でもお母さんのキャラが原作よりも濃い目に出てる気がします。これ見てると2期が(略。
で、この辺の話は東京人が多いので、標準語のセリフばかりでAパートが終わります。その
続きからのBパートでは一気に五島人が増えて方言祭り状態!原作では標準語っぽかった
セリフのほぼ全てが五島弁仕様になってて役者さんたちのやる気が改めて感じられました!
この話数の中では特にヒロシ役の内山昂輝くんがぎばって(頑張って)ました!

最後の最後に、先生の出品作品『石垣』が披露されますが、この字がめっちゃ良かった!!
原作内での『石垣』も味がありますが、アニメ版の書は原雲涯氏(詳しくはこちら)のものです。
そして流石はプロ。全ての書がパワーと、その時の半田先生の内面が出てる感じがします。
その中でも特に『石垣』は鳥肌モンでした!この書、是非商品化して欲しい!主にTシャツや
湯呑みとか・・・マジで出て欲しいです。つか、ミーハーでサーセンww

・・・

これでひとまずばらかもんアニメ終了でした。いやホント、いいアニメ見させてもらいました。
原作ファンとしての目線しかないため、初見の人たちとは見方が違うとは思う、そして地元民
としてのひいきもあったかもですが、それでも面白いいいアニメだったと思います。
原作各話数を巧みにいじって構成する脚本、数回のロケハンの手間から生まれた美しい背景、
役者さん達の方言に対する真剣な取り組み、いや役者さんだけでなくスタッフ全体が方言を
大切にしていたと思います。

・・・って、感じた点を挙げていけばきり無いんでこの辺で。

あ、そういえば、ばらかもんBD & DVDの初動売り上げは6000枚程だったようです。2014年
夏クールのアニメの中では45本中6位の大健闘!!『アオハライド』とかより売れてるって、
なかなか凄いんじゃないっすか!?

・・・あれ?これってマジで2期いけるんじゃね?

とか期待しつつ、ばらかもんアニメの感想を閉じたいと思いますw
ではでは~ノシ

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